空母アドミラル・クズネツォフで火災
火災による漠々とした煙に覆われるクズネツォフ
ロシア北西部ムルマンスクの造船場で
改造作業中だった、ロシア海軍唯一の
空母「アドミラル・クズネツォフ」で12日、
火災が起き、インタファクス通信は
600平方メートルが焼失したと伝えた。
国防省や海軍は詳細を明らかにして
いないが、インタファクスは情報筋の
話として「空母の存続」がかかった
消火作業が続いていると報じた。
煙を吸うなどして10人が病院に搬送された。
同空母は近代化のため改造中で、
2022年に海軍に復帰する予定だった。
溶接作業中に火花が飛び散り、残っていた
燃料に引火した可能性があるという。
最初の電源ユニットの保守作業中に
火災が発生し、上部デッキから
黒い煙の厚い煙が見られた/共同より
インタファクでは10人が病院に搬送
TASSでは6人が負傷して1人が行方不明
となっています
この艦は現在 ロシアで唯一の空母
(航空巡洋艦)なんですが かなり不運に
見舞われています
2009にも火災を起こしていますし
クレーンが甲板に激突する事故も
起こしています
この時は停電により浮きドックが
沈降したために クレーンが横倒しに
なって甲板を直撃しました
詳しい内容を載せておきます
ロシア唯一の空母「アドミラルクズネツォフ」廃艦か
浮きドック沈没、改修できず
ソビエト連邦時代に建造された重航空巡洋艦
「アドミラル・クズネツォフ」は、ロシア海軍で
現在保有する唯一の空母だ。
老朽化から運用限界を指摘する声も出るなか、
改修による延命が試みられていたがクレーン
落下による甲板破損に見舞われた 代替施設の
目処は立たず、スクラップ行との観測もある
2018年10月、アドミラルクズネツォフは
ロシア北西部の町・ムルマンスクに停泊していた。
改修作業のため、「浮きドック」入りしていたところ
70t級のクレーン2基が落下し甲板を直撃した。
事故の原因は作業中の停電だとされているものの、
国営の電力会社は、送電は正常だったと主張している。
Ministry of Defence より一部抜粋
クズネツォフのこれまでの流れ
1985~1990 1991~2004 2005~2016 2017~2019
ソ連崩壊の 蒸気パイプ等 故障修理の繰返し 改修中に倒壊
財政難から 改修交換後 シリア攻撃参加時 事故,甲板亀裂 火災
ほぼ係留状態 任務に復帰 MiG29KRが事故る 廃艦の可能性も
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∴∵∴∵ く / 三三三<今ココであります!
この事故はセヴェロモルスクのロスリャコヴォ海軍工廠で
8万t級浮きドックPD-50に入渠して修理を行っていた際に
浮きドックが沈没した(停電が原因とされる)ために衝撃で
クレーンが倒れ デッキに(4×5)mの亀裂がはいったものです
この事故が起きた当時 普通なら直ちに撤去されるべき
落下したクレーンが かなり長く甲板に放置されていたと
いう証言もあり 予算とやる気の無さが伝わってきます
つまりドックが沈んで廃艦の ミ,,,;;;ミ<Заткнись!
`・ω・´)可能性が浮上したと・・ (`c_,´) 黙れ!
ちなみにロシアが空母といわずに航空巡洋艦と
呼称しているのは 海峡など通過に際して空母では
差しさわりがあったためだといわれています
このロシア海軍では この他にも
虎の子の 特務原潜の事故で
多くの佐官級乗組員を失ったり
新型巡行ミサイル研究施設が
吹っ飛んだりと踏んだり蹴ったりの
状況になっています