*** Miletary & Mecanix ***
このサイトは専門的なMiletary関連の
最新記事をおもしろくてためになるを
モットーに 一般の方にも分かり易く
発信しています
ぜひご覧ください   大和タケル

Miletary & Mecanix

☆電動推進エンジンに超音速旅客機 
日本で開発の進む新型航空機

日本で進められている新型航空機に関する記事です
JAXAが主催した第四回となる航空機電動化(ECLAIR)
コンソーシアムにリモート参加しました

電動推進,電子制御,統合電気システム,パーシャルターボエレクトリック,JAXA,航空機電動化,CO2排出量,ゼロエミッション,飛行機,乗り物,

実際に現場で開発に携わっている技術者登壇者に
よる発表は とても興味深い内容でした


それでこの分野には大きな二つのテーマが
あると感じました

電動推進,電子制御,統合電気システム,パーシャルターボエレクトリック,JAXA,航空機電動化,CO2排出量,ゼロエミッション,飛行機,乗り物,

ひとつは昨今 喧しい環境問題
特にCO2排出量の低減をどうしていくのか
ということ

そして もうひとつは電気推進の航空機を
技術的にどう製作していくのかという点です

始めのCO2排出量削減に対しては2040年度までに
実質ゼロとする「気候変動対策に関する誓約」
といった目標が掲げられています

これはそう簡単なことではありませんが
やはり使用燃料の変更が効果が大きいと
されています

電動推進,電子制御,統合電気システム,パーシャルターボエレクトリック,JAXA,航空機電動化,CO2排出量,ゼロエミッション,飛行機,乗り物,

特に水素を用いた水素燃料電池システムや
バイオ系の燃料が CO2低減の大きな部分を
占めていることが示されています

もう一つは航空機側の改善です
更なる省エネの機体が求められており
電動化もその流れを受けて開発が進められています

それで まず車でもそうでしたが従来の
ターボファンと組み合わせたハイブリット型の
パーシャルターボエレクトリックという
のが開発中です

電動推進,電子制御,統合電気システム,パーシャルターボエレクトリック,JAXA,航空機電動化,CO2排出量,ゼロエミッション,飛行機,乗り物,

タービンエンジン内に発電機が組み込まれています
こうしておけばタービン軸にアシストトルクを
与えられる上に 発生した電気を取り出して
別の電動ファンを駆動させたりもできます

また今後は油圧系統などを廃して全てを
電子的に制御する統合電気システムに移行
していくために航空機内での電力需要は
大きくなり それにも対応しやすくなります

今回は既存機への電動適応の内容でしたが
更に将来的には新しいファイバー素材や
ブレンデットウィングボディスタイルの
新型の機体が出来れば電動推進機は航空界の
大きなジャンルを占める可能性があります 
 






続いてはJAXAとボーイングが新型航空機で
共同研究をする内容です
これは日本の航空界にとっても なかなか凄い事です
このプロジェクトの良いのは次の二点があげられます

JAXAボーイング超音速旅客機開発,乗り物,JAXA,ボーイングX-59,超音速旅客機開発,ボーイングSST,騒音低減技術,コンコルド,衝撃波,米空軍,NASAXシリーズ,飛行機,

まず超音速旅客機というのは 21Cの乗り物として
相応しい航空機です 

コンコルドの時代から言われていた衝撃波や
付随する騒音の問題に対して 今回の研究は
大いに価値あるものと思います

JAXAボーイング超音速旅客機開発,乗り物,JAXA,ボーイングX-59,超音速旅客機開発,ボーイングSST,騒音低減技術,コンコルド,衝撃波,米空軍,NASAXシリーズ,飛行機,

 

またこの高速機の騒音低減は大きな社会貢献を
する可能性があります

JAXAボーイング超音速旅客機開発,乗り物,JAXA,ボーイングX-59,超音速旅客機開発,ボーイングSST,騒音低減技術,コンコルド,衝撃波,米空軍,NASAXシリーズ,飛行機,

かつてボーイングが開発していたSST

ECOは決して温暖化などだけではありません
騒音などの住環境問題も大きいはずです
例えば沖縄の基地問題にみられるように大きな
ジェットによる爆音は地域住民の反感を
ますます強める一因となります

JAXAボーイング超音速旅客機開発,乗り物,JAXA,ボーイングX-59,超音速旅客機開発,ボーイングSST,騒音低減技術,コンコルド,衝撃波,米空軍,NASAXシリーズ,飛行機,

こうした騒音低減技術が軍用機にも応用されれば
少しは理解が得られる機会も増えるでしょう

もう一つは 今回の計画がXシリーズとの共同
作業だという点です

アメリカの軍事力が世界最強なのはなんといっても
強大な航空戦力 航空機開発能力に拠るところが
大です
(制空権を奪われたらそれで終わりですから)
その航空技術を支えてきたのがNASAと米空軍の
主導の元に多くのメーカーが参加したXシリーズです


戦後に足枷を付けられていた日本にとって
綺羅星の如く輝く 数多くの実験機群は
そのまま両国の航空技術の差となって
現れていました

JAXAボーイング超音速旅客機開発,乗り物,JAXA,ボーイングX-59,超音速旅客機開発,ボーイングSST,騒音低減技術,コンコルド,衝撃波,米空軍,NASAXシリーズ,飛行機,

それが今回 X-59 QueSSTの開発に一役買うと
いうことは日本もXシリーズ開発に加わったと
いっても良いのかなぁという感慨です

この計画とは異なりますがF-3ステルス戦闘機の
開発も控えています

宇宙開発の分野では確固たる地位を築きつつありますが
航空機分野でも 日本製が数多く空を舞うことを
願っています

 

HOME

▲Page Top



inserted by FC2 system