中国は北京をベースとする民間企業の
ランドスペースが開発した「朱雀2号
(Zhuque-2)」ロケットを打ち上げた。
北京はこれに期待を寄せていたが、
朱雀2号を軌道に乗せることができなかったようだ。
朱雀2号は、世界初のメタンを
燃焼原料としたロケットである。
打ち上げは14日16時30分に、酒泉衛星発射
センターで行われ、太陽同期軌道に各種の
商業衛星を投入することを目的としていた
しかし、同ロケットの第2段ブースターに
トラブルが発生したようで、ミッションは
失敗し、すべての衛星が失われた。/看中国より
この打ち上げは発射5分後にトラブルがおきて
目標とした高度に達しませんでした
また 落下するロケットの残骸から逃れて
避難する人々の姿もあります
先月 ロケット打ち上げに失敗したばかりの
中共さん またまた打ち上げに失敗しました
中国ロケット、先月に続き打ち上げ失敗
通信衛星とともに落下
インドネシアの通信衛星を搭載した中国の
「長征3号B」ロケットが9日夜、四川省の
西昌衛星発射センターからの打ち上げに失敗した。
飛行途中でロケットの3段目に異常が生じ、
通信衛星とともに落下した/新華社通信より
長征3号B型は 中国の主力宇宙ロケット
ですが 曰くつきというか有名な大爆発事故で
中規模の街をひとつ 吹き飛ばしたロケットです
それからもブースターの一部が民家に落下するなど
事故が多く報告されています
もっとも日本などと違い 市民に被害が出ようが
どうしようがお構いなしなのが中共さんです
今回はインドネシア企業の通信衛星Nusantara-2
を搭載していたようですが 一緒に流れ☆彡に
なっちゃいました
今度は もっと信頼性の高いロケットで
打ち上げるべきでしょうねぇ ┐(´д`)┌ヤレヤレ
更に 3月には長征7号も失敗しています
その時の記事を 再録しておきます
#中国の新型ロケット打ち上げ失敗
中国の次世代主力ロケット「長征7号」が
南部・海南島の文昌衛星発射センターから
打ち上げられたが、飛行に失敗した。
ロケットに何らかの異常が発生したという。
打ち上げの様子/新唐人電視台より
長征7号は2016年6月に初めて人工衛星を、
17年4月には宇宙貨物船「天舟1号」を搭載して
打ち上げられた。
新華社通信は、今回は改良した機体の初の
打ち上げと伝えたが、搭載物は明らかにしていない。
同じ発射センターでは17年7月、より大型の
「長征5号」が打ち上げに失敗し、人工衛星が
海上に落下した/新華社 yomiuriより
落下していく 長征7Aロケット
これは中共さんにとっては 武漢ウィルス並みに
ショックでしょうね
なぜならこのロケットは中国宇宙開発の次代を担う
主力ロケットとして開発されました
中国は宇宙ステーションなど 単独で行う予定なので
このロケットは必要不可欠です
長征7号自体はこれまで二度 打ち上げに成功してますが
今回の長征7号甲/長征7Aは大失敗したわけです
また更に大型の長征5号も打ち上げ成功率は66%程度と
かなり低く 戦闘機用の渦扇エンジン同様に
中国のロケットエンジンの信頼性は相当に低いです
全て当サイトの管理者の書いた本です
中国の新型固体ロケットの打ち上げが
失敗しました
快舟十一号失敗
中国・甘粛省の酒泉衛星発射センターから
2020年7月10日12時17分に打ち上げられた
「快舟十一号」ロケット1号機は、機体の
トラブルのため打ち上げに失敗しました。
これは快舟十一号の実際の打ち上げ動画からの
キャプチャーです
搭載されていた衛星は「吉林一号高分02E
(Bilibili Video Satellite)」と「微厘空間
一号系統S2(CentiSpace-1 S2)」の2機でしたが、
ともに失われました。現在、関係機関によって
打ち上げ失敗の原因究明が行われています。
固体燃料ロケットでも軍用ではないので
オープンです この辺までは順調に見えます
快舟十一号は中国航天科工集団が開発した
新型の固体燃料ロケットで、最大直径2.2m、
これが事故った瞬間の画像になります
離陸重量78t。全段固体のロケットとしては
中国で最大のものです/新華社より
深刻な中国ロケット事情
中国のロケットはここのところ 失敗続きです
3月16日発射の「長征7号」、4月9日発射の
「長征3号」の失敗したのに続いて今年に
なって3度目の失敗です
具体的には 新型液体燃料の長征7号に
続いて新型固体燃料ロケットの快舟十一号が
失敗したことで 中国のロケット開発の
状況は かなり深刻となっています
中国期待の長征7号などは 成功率が
たったの66%しかありません
日本の主力ロケットのH-IIAは40回以上打ち上げて
成功率98% より大型のH-IIBはまだ5回ですが
成功率100%となっています 新型のH-IIIも
燃焼テストが続けられています
しかも 中国の場合 これまで成功を続けていた
主力機の長征3号Bまで失敗してしまいました
つまり 今年三回の失敗は 長征7/新型液体R
長征3B/主力液体R そして今回 KZ11/新型固体Rと
まんべんなくロケット勢が全滅したわけですw
中国のロケット失敗の記事は↓に載せてあります
中国のロケットがまた事故をおこしました
9月7日の午後一時頃 陝西省商洛市近郊で
落下していく長征4Bロケットが目撃されました
このロケットは急激に落下し、ついに地元の丘に
激突して、大きな音を立てて爆発しました
長征4Bのロケットモータ部であることがわかりました
中国のロケットはここのところ 主力型から
人間と比較すると巨大さか分かる
開発中の新型まで 失敗が多くなっています
今年に入り 立て続けに失敗している中国ロケット群
新型液体燃料ロケット長征7号 3月16日
落下していく 長征7Aロケット
主力液体燃料ロケット長征3号 4月9日
主力機の長征3号B
新型固体燃料ロケット 快舟11号 7月11日
そして 今回が長征4Bロケットと新旧合わせて
まんべんなくロケット勢が全滅したわけですw
しかし 中共さんは性懲りもなく新型の
実験をした模様です
中国は「再利用可能な宇宙船」のテストを成功
させたと発表した
この宇宙船は、宇宙への旅を低コストで実現する
シャトル型のものとされるが、謎めいた部分も多い。
ゴビ砂漠から打ち上げられた機体は2日間のミッションを
終え、予定通り帰還したという。
「今回の飛行の成功は、再利用可能な宇宙船の研究に
大きな前進をもたらし、宇宙の平和利用を前進させる」と
新華社などより
再利用可能ということから シャトルオービタのような
タイプという憶測が流れています
そのような想像画も流布されていますが自分は
かなり懐疑的です
このロケットと航空機型を組み合わせたタイプは
非常に高度な航空宇宙技術が必要で ロシアでさえ
予算的なこともありましたがブラン計画が頓挫
しています
また"宇宙への旅を低コストで実現"と書かれていますが
スペースシャトルは再打ち上げ時の耐熱素材張替や
ブースタ等の整備などの費用がかさみ 廃止されました
いまの中共にそう容易く そうした課題を克服できる
わけが無いでしょう